ゼロヘッジは陰謀論が掲載されている?信頼性はどうなのか?
お金ブログ管理人上山です。
いつもとは趣向を変えて、
このページでは「ゼロヘッジ」(ZeroHedge)というサイトについて取り上げます。
このサイトが何なのか、評判はどんなものかなどについて知りたい方に参考になれば幸いです。
概要
リーマンショック(2008年)の翌年に登場した金融ニュースのサイトです。
そのためか、金融市場やアメリカは衰退・崩壊するといった悲観的な見方をしています。
ニューヨークマガジンは、リーマンショックで何の情報を信用すればいいかに困った
投資家たちをターゲットにしたことで、このサイトに人気が出たと分析しています。
2020年時点で毎月数百万人が閲覧しています。
キャッチコピーは「長い目で見れば、全ての人の生存率はゼロになる」という
映画『ファイトクラブ』のセリフです。
運営者
調査では、ハンドルネーム「タイラー・ダーデン」を名乗る
運営者はダニエル・イヴァンジイスキというブルガリア出身の元投資家と明かされています。
評判
参考になるコメントを探しました。
その結果、
陰謀論やロシアのプロパガンダを拡散しているため、アメリカはこのサイトを非難した
運営者はインサイダー取引で逮捕されたことがある
COVID-19に関する陰謀論を発信して
Facebook、TwitterなどのSNSアカウントを一時期凍結された
などといった情報がありました。
なお、投資家にとっては
ゼロヘッジに従うことで、市場の成長の恩恵を大幅に取り逃すことになる
という経済誌のコメントが大いに参考になります。
代わりとなるサイト
個人的には、変に尖ったサイトを見るよりも、
評判の良い一流の情報源からニュースを得ることをお勧めします。
例えばブルームバーグ(ビジネスウィーク)、
フォーブス、ウォールストリートジャーナルなどです。
また、ウクライナ侵攻については
AP通信、ニューヨークタイムズなどが
ピューリッツァー賞を獲得できるほど優れた報道をしています。
落選しましたが、ロイター通信もその賞の候補になるスクープをしています。
また、ロイター通信は、クリミア戦争(1853年から1856年)で
いち早くイギリスに情報を伝達したという実績もあります。
調査報道ではベリングキャットが戦場の状況を詳細に分析しています。
ロシア側の新聞ではコメルサント(Ъ)を見ればいいかと思います。
外部サイト
ブルームバーグ:https://www.bloomberg.co.jp/、https://www.bloomberg.com/
フォーブス:https://forbesjapan.com/、https://www.forbes.com/
ウォールストリートジャーナル:https://jp.wsj.com/、https://www.wsj.com/
AP通信:https://apnews.com/
ニューヨークタイムズ:https://www.nytimes.com/
ロイター通信:https://jp.reuters.com/、https://www.reuters.com/
ベリングキャット:https://www.bellingcat.com/
コメルサント:https://www.kommersant.ru/
まとめ
ゼロヘッジはいくつかのフェイクニュースの発信源となっている場合があります。
例えば、BuzzFeed Newsがファクトチェックしたツイートの中には、
ゼロヘッジの記事がリンクされているものがありました。
特に、ウクライナ侵攻で緊張する情勢の中、
ロシア政府(クレムリン)のプロパガンダを拡散しているというのは
非常に重大な問題と言えます。
改めて歴史あるしっかりした新聞を読むことの大切さを認識しました。
ご覧いただきありがとうございました。
お金ブログ管理人上山
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